WORLD OF COFFEE 2006


5/17〜5/23まで、スイスのベルンで開催された、SCAE(ヨーロッパスペシャリティコーヒー協会)主催のワールドオブコーヒー2006を見学しました。
また、その中で行われたブラジルのレイトハーベストコンペティションの審査会に審査員として参加させていただく事ができました。



ロンドンの空港内にあるスタバにて
5/17
今回は、名古屋→香港→ロンドン→チューリッヒ→ベルンという予定の一人旅です。
しかも、チューリッヒからベルンまでは電車で移動です。
これまでの海外出張は、友人や同じコーヒーロースターの方々と一緒のことが多く、あまり不安もありませんでしたが、今回は、「初めてのおつかい」のような、ワクワク感とドキドキ感がありました。

一昨年、ボリビアへ訪問した際、台風の影響で途中、シカゴで3日間足止めをされたのですが、今回は、香港に台風が接近していて、いくつか欠航便も出ていました。
少しハラハラしましたが、運良く、私の乗る便は欠航にならず、ロンドンまで無事到着する事ができました。

空港では、ブラジルのモンテアレグレ農園の方とお会いしたり、ロンドンからの飛行機では、イギリスのメルカンタコーヒーハンターの方と偶然隣席になったりして、「世界も狭いなぁ。」なんて感じていました。

最大の難関であるベルンまでの行程も、メルカンタ社の方の知り合いのコーヒー器具メーカーBUNNの方に、ベルンまで車に同乗させていただいたので、何とか無事に到着する事ができました。

ベルンへは、18日の夕刻に到着しました。
チェックインを済ました後、少し、街を散策することにしました。



  

世界遺産の町でもあるベルンは、とても美しい町で、時代を
感じる建造物を眺め歩むうちに、少しずつリラックスする事が
できました。


  ほんの少しの冒険心もあり、ホテルの前にあるワインバーに入ってみることにしました。
  カウンターに座り、片言の英語でオーダーしてみましたが、全然通じません。(涙)
  スイスの言語は主にドイツ語です。(言い訳ですが・・・)
  隣に座っていたビジネスマン風の方が通訳してくださり、しばし、その方と会話(?)を楽しみました。
  審査会前の、ひとときの和みタイムでした。

5/19
本日と明日は、今回の出張の目玉であるブラジル・レイトハーベストのコンペティションです。
今回は審査員として参加させていただくことができました。




ブラジルのレイトハーベストコンペティションとは、ブラジルの伝統的な精製方法である自然乾燥式(ナチュラル)の豆の審査会です。
ブラジルのカップオブエクセレンスでは、主に、精製方法がパルプドナチュラルのものが入賞します。
審査会の時期の問題や、違うタイプのものを同じ基準で判断するので、パルプドナチュラルに軍配が上がっているのだと思います。
ワインで言えば、ナチュラルは赤ワイン、パルプドナチュラルやウォッシュドは白ワインと考えていただければわかりやすいかと思います。

大まかに言えば、ナチュラルの特徴は、甘みやマウスフィール(ボディ)で、パルプドナチュラルは、華やかな酸やフレーバー(風味)です。
タイプが違い、カップオブエクセレンスに選ばれないからといって、ナチュラルの豆が悪いわけではないので、ナチュラルの良いものの審査会をということで、レイトハーベストコンペティションが行われています。

ナチュラルの柔らかな口当たりは、日本人に非常に好まれていますし、近年エスプレッソ人気のため、ナチュラルの良いものの需要は非常に高まっています。
審査は2日間で行われましたが、1日目は24サンプルの中から10サンプルを選出し、2日目には10サンプルの順位を決定します。

審査会は、ヘッドジャッジのシルビオ・レイテ氏をはじめ、陽気なブラジル人や、顔見知りの審査員の方々のおかげで、終始、楽しく進みました。

最近、何をするにしても、エンジョイが一番大切なことと、ボリビアCOEやレイトハーベストに参加させていただき、強く感じています。
審査において、自分や多くの審査員の方が一番高得点をつけたサンプルが、全体の中のワンカップだけ「リオ(重大な欠点)」が出て、深いため息の中、失格するという場面もありました。
現実の厳しさを垣間見た一瞬でした。



審査会で、私は初日に3位、2日目に1位につけたロットが最終的に1位に選ばれました。
因みに、1位に選ばれたロットは、2004年にブラジルに訪問した際に訪れた、セルトンジーニョ農園のものでした。



コーヒーカップを並べたオブジェが素敵です。
滞在期間が短かったため、十分に見学することは出来ませんでしたが、いくつかのブースやワールドバリスタチャンピオンシップを見学しました。

            COEのブース

  女性しか写っていない様に思うのは・・・・・
  たぶん、気のせいです。


          WORLD BARISTA CHAMPIONSHIP

 マルゾッコのエスプレッソマシーンが輝いています。

 ワールドチャンピオンです!おめでとうございます!


ここからは、ベルンの風景をお楽しみください。


公園で、チェスをしています。
日常的な風景のようです。
(ゲートボールのよう?ちょっと、違うか…)

平日の朝、屋台が開かれます。

色々な種類のチーズが売っています。
美味しそう〜

フルーツがいっぱい。

漬物?と呼べばいいのでしょうか…




公園から眺める景色。
アーレ川(?)
(スイスを貫流するライン川左岸の支流。スイス最長の河川)
本当に美しい町です。

しかしながら、ベルンはとてもよい町と感じましたが、物価が非常に高く、マクドナルドのセットが1000円以上したのには参りました。。。

5/21
ベルンを出発です。

メルカンタの方には特にお世話になり、別れの挨拶のとき、少し泣きそうになってしまいました。


帰りは、ベルンからチューリッヒまで列車で移動です。また一人旅の始まりです。
ちょっと「世界の車窓」気分でした。




チューリッヒの駅より→


今度は、観光で来てみたいです。






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